【東山区】Nitta Bakery(ニッタベーカリー)三姉妹で再開したパン屋さん
京都の不動産会社ステージドアのスタッフT子です。
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今回ご紹介は、Nitta Bakery ニッタベーカリー
六波羅蜜寺や東山開睛館のすぐ近くの静かな住宅地にある。
先代のお父様亡き後、5年のブランクを経て、
三姉妹が再オープンされたパン屋さん。
今まで何回か買いに来たことがある。
今回私の休みの平日、開店と同時朝8時に行ったらすでにお客さんが並んでおられ、
その後も続々とお客さんが来る人気店になっている。
手前のチョコバー、かわいい。
焼きたてパン、続々と並ぶദ്ദി ˃ ᵕ ˂ )
なんだか美味しそうなパンばかりദ്ദി ˃ ᵕ ˂ )
お昼に食べよう♪
あるサイトから⇩三姉妹で再開したパン屋さんの歴史
ニッタベーカリーは、父が営んでいたパン屋です。約30年の歴史がありましたが、今から5年前に仕事中に父が突然病に倒れ、亡くなってしまったのです。父を含めた誰もが、まだまだ元気で仕事をするだろうと思っていたので、ただ呆然とするばかり。
突然、父親を失った私たちと、通いなれたパン屋を失ったお客さま。店を続けることも考えましたが「今の私たちが跡を継いでも、父のようにはできない。3人で本格的に修業をして、数年後にもう一度集まろう」ということになりました。
父は黙々と仕事をするタイプの職人。店のパンはほぼ一人でつくっていました。パン職人になる前はレコード店などで働いていたようで、父の集めたレコードが200枚近く残っています。それらのレコードは店内にディスプレイして、BGMにはジャズを流しています。父がパン屋になった詳しい理由は聞けず終いでしたが、音楽は趣味にしておいて、手に職をつけて働こうと思ったんではないかと思います。
父が亡くなったのは、長女の私が会社員を辞めて店を手伝いだしたころ。いつかは父の店を継ごうと考えていたのですが、具体的に考えるようになったのは、亡くなる数ヵ月前に父が体調を崩したとき。これからは手伝う量を増やして、きちんと引き継いでいかなければと思った矢先でした。
姉妹3人でそれぞれに修業を始めましたが、最初は再開できるかどうかもわかりませんでした。閉まったままの店のシャッターに「もう一度パン屋をオープンします。数年後…」という貼り紙をしました。それはお客さまの「なぜ閉まっているのか」という疑問に答えるため。そして「必ず再開しますが、それはいつになるかわかりません」というメッセージを伝えるため。張り紙を出してからは、ご近所の常連さんから「いつできるの?」と声をかけられるようになりました。
父が亡くなったとき、店を閉める選択をしなかった理由を聞かれることがあります。その答えは「父の背中を見ていたから」。優しい父でした。父のように30年、40年と地域に愛され続けるパン屋を目指していきたいと思っています。
皆さんのヒストリーを知るとお店に愛着が湧くと思ったステージドア| Ꙭ)و゙ ㌧でした。
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